再現料理 バロメッツのバロット（あるいはバロメッツチョップ）
第20話 登場
未成熟な果実を割って、中にあった未成熟なバロメッツを料理したもの。
果実の中で育てられる⼦⽺の姿は、まるで胎⽣のようでなんともいえない抵抗感がある。
肋⾻周りの⾁をステーキにして焼き、果⽪を使ったソースをかけて出来上がり。
バロメッツは⽺の姿をしているが、味はカニに近い。
胎内のような果実のなかには…。
魔⼒の多い⼟地に育ち、⽺を実らせる魔物植物バロメッツ。なんと、⾚い果実の内部には成⽺になる前の⼦⽺を宿している。
イヅツミとライオスが⽺を収穫しようとしたときに、凶暴なダイアウルフも近づいてきてイヅツミが襲われてしまい……。結局、ライオスたちが収穫できたのは、未成熟の実。
実をふたつに割ると…。
収穫できた実をセンシが包丁でふたつに割ると、中から⼦⽺が現れて……。マルシルでなくても思わず⽬を塞ぎたくなってしまう場⾯（その姿は、アニメ本編でぜひおさらいしておこう）。
スプリングラムに下味をつける。
バロメッツの肋⾻は、⾼級レストランでも使⽤されるニュージーランド産のスプリングラムで再現。チョップを贅沢に2本使⽤します。
塩胡椒で下味をしっかりつけたら、隠し味にカニパウダーを仕込み⾵味をつけていきます。
※画像の分量は実際と異なります。実際のご提供は2本となります。
両⾯に綺麗な焼き⾊を。
ガーリック、ローズマリーと⼀緒に、フライパンで焼いて、両⾯に綺麗な焼き⾊がついたらジューシーな⾁汁も溢れて…。⾻からも出汁がしっかり出て、思わずしゃぶりたくなる旨さに。
※画像の分量は実際と異なります。実際のご提供は2本となります。
果⽪のソースは、根菜のトマトソースで。
バロメッツの実の果⽪部分は、トマトを使⽤。ラム⾁との相性を考慮しトマトの酸味・塩味・⽢味・うまみのバランスにこだわったソースに仕上げています。
野菜と魔物を嫌厭しているイヅツミですが、⾻までしゃぶって…、完⾷。
姿は⽺で、味はカニに似ている!?
バロメッツの若芽は、ゼンマイやわらびに近い形をしていますが、再現⾷材は⾷べ合わせを優先してクレソンで表現。料理に添えたら完成です。
⼝の中にひろがる芳醇な⾁汁がたまらない逸品に。
姿は⽺で味はカニに似ているというユニークなその味を、想像しながらご堪能ください。